授業や活動の内容
●このページでは授業の内容や、それに関わる当館の活動内容をお伝えします。当館が心がけているのは、まずはお越しになる生徒たちさんそれぞれが持っている長所を引き伸ばすことです。長所が伸びれば短所は自然と消えていくという考えです。「理想論」ととられることもありますが、本当のところは実践してみると効果が確認できます。生徒さんとじっくりと関わって分かってきたことです。
●それは、裏を返せば「短所にはなるべく触れない」ということになりますが、このことを単純に「したいようにさせる」ことと混同してしまわない必要があります。生徒さんはいずれ社会へ出て行きます。現実への認識は青少年期に養っておく必要があるのも確かなことです。
■学習指導
●小学生…小学生で身についた学習・生活習慣は、後々まで大きな影響を与えます。当館では、都度の状況変化にブレることなく、必要な内容をしっかり学習していきます。
●中学生…吸収力の高いこの時期に適した指導を行います。様子をうかがいながら負担をかけないよう少量あてがうより、自らの実となっていくことを実感しながら必要量を学んでいきます。
●高校生…第2の勉強部屋さながら心の通った指導形態をとっています。多様化する大学入試ですが、現実への対応は迅速に行っています。
小中学生では、教科書に基づいた基礎を定着させることがまず必要です。一方「ゆとり教育」の推進は学習する内容を戦後最小に導き現在に至っています。下の資料のように、教科書は2006年度からボリュームアップに転じてきました。今後予想される学習指導要領の改訂もこうした反転する動きを推し進めてくることが予想されます。それだけに、状況が変化するたびにあたふたする指導は行わないよう心がけています。
(追記:2009年度から新学習指導要領に基づき、授業内容・授業時数ともに増加となる授業が、小中学校で前倒し実施となります。関連記事はこちらから…)
2006年度教科書改訂資料/一部抜粋
■入試・教育情報について
情報を総合的に集めることは、当館は割と得意とするところです。そしてみなさんのお役に立つよう使いこなします。入試制度から、倍率速報、これからの教育等、様々な情報はその気になれば意外と容易に入手できます。小さな青葉学習館としては小回りをきかして情報を収集しています。
でも、その量たるや気を抜けばすぐに消化できる量を超え、使いこなせないまま書類の山を築くだけではもったいなく感じます。これら氾濫する膨大な情報ですが、それらも所詮すべて人が作ったもの、背景にはそれぞれの人たちの息づかいが関わっています。
それらの情報が意図することは何なのか、噛み砕いて分析してみて保護者の方や生徒のみなさんに分かりやすくお伝えすることが当館の役割と考えています。そして当館が心がけていることは事実に忠実に、情報には色をつけない、ということです。
■「成績」に対する見解
「成績を上げる」に使われる成績という言葉には、少なくとも三つの意味があります。そのうち二つをここにあげます。一つには「その子の学力を上げる」という意味での使われ方で、「実力」という言葉に置き換えてもいいものです。一方、もう一つは「書面に残る数字を上げる」という意味で使われ方で、テストの点数や毎学期毎にもらう通知書の評定などがここに含まれるでしょう。少なくともひとつの意味ではない言葉ですから、使う人によって違う意味を頭に入れて会話をすれば誤解が生じます。ましてやどちらが必要な意味か、などと二者択一を議論することも現実にはあまり役に立たなそうです。
成績に関する現場の詳細をここにあげるのは不適切に思われます。ただ、一人一人の生徒さんを指導するのに、どちらかの意味にウェイトを置きすぎて、あたふたした中で進路指導をしようものなら判断を誤ってしまうこともなくはありません。これは観念論ではないので、当館でも保護者の方や生徒さんと、このテーマを率直に取り上げてお話ししています。
■独自の活動
●特別授業…各学年タイムリーな時期に、館外へ出かけたり、外部講師を迎えたり、普段とは違った学習をしています。
(これまでの例)
・護身術セミナー…護身道拳法指導者/整体師の方による授業
・食育セミナー…広島地域保健所/管理栄養士の方による授業
・防犯セミナー…廿日市市/生活安全相談員の方による授業
・環境セミナー…「水と緑を育む会」/代表による授業
・エコワークショップ…元青年海外協力隊(ケニア派遣)の方による授業…
●検定試験…資格はその人が頑張った証にもなります。当館は3大検定(英検・漢検・数検)の準会場資格を取得しています。(小さくたってその気になれば取得できるんです。)当館では定期的に検定試験を実施しています。
●オープンフィールド…夏期講習会を終えて夏休みの最後に行っている自然体験合宿。県北部の自然に囲まれた場所をフィールドに生徒たちといっしょに生活を共にします。
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