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  夜回り先生・広島での講演会から
 

夜回り先生・広島での講演会から −今、大人は子どもに何ができるのか−

 2007年1月27日、「夜回り先生こと水谷修さんの講演会が広島でありました。会場は1200名余りの人々で埋まり、小中学生の姿も多く見られました。これまで先生が受けられたメールは約300万通。のべ14万人の少年少女と関わってこられ、それをもとに少年非行の実態を1時間半にわたり話されました。その中で、先生が会場の子どもたちにされた質問をいくつかお伝えします。

 

 −昨年1年間で、親からほめられた言葉としかられた言葉、どちらが多かった?−

 

 ほめられた言葉の方だという子どもは少数でした。先生は、現代の社会はたいへん攻撃的な社会だと言われます。「会社で上司に怒鳴られた父親が、家に帰って妻に怒鳴る。夫に怒鳴られた母親は、子どもにあたる。社会のイライラがすべて子どもに集約されている。イライラで心をパンパンに膨らませた子どもたちは、ガス抜きのために他の子をいじめ、夜の世界へ踏み込み、引きこもり、メールや携帯にはまり、リストカット、自殺。多くの優しい子どもはしかられると自分を責め、自己肯定感を持てなくなる。」子どもたちの周りを優しい言葉で包んであげることが大切だとおっしゃいました。受けた愛が多いほど、いじめられてもキズは浅くて済むと。そして、子どもの過去を受け入れ、今を「いいんだよ」と認めてあげ、未来を作ってやることが大人の役割だと…。

 

 −夜の街に興味を持ったことがある?−

 

 たくさんの子どもが「ある」と手をあげました。しかし、先生は断言されました。「夜の世界はウソだらけ。すべて作り物だ。」テレビで放映される新宿の夜の街の様子は、大都会特有のものではなく、広島の夜の街も同様なのです。現に先生は広島・三原・福山でも夜回りを実施されています。テレビの中の子どもたちは、私たちのすぐそばにいるのです。

 

 −自分の周りに、薬(ドラッグ)をやっているうわさの子がいる?−

 

 会場の大人たちが思っていた以上の子どもが手をあげました。
 私たち大人が“対岸の火事”と思っている間に、子どもたちは取り返しのつかないところに追い込まれているのです。

クョスコニョ    [1] 
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