■特別授業で「護身術セミナー」
〜テーマは「くじけない心・負けない心」〜
2007年の授業最終日となった12月29日(土)、青葉学習館では広島市内で活動されている池岡正勝先生を講師に招いて当館の生徒たちに「護身術セミナー」をしていただきました。池岡先生は文武両道寺子屋塾を自ら主宰され、学問・武道の指導を幅広く手がけておられます。
当日教えていただいた護身道拳法の実践指導は「護身」の名の通り「攻撃」を目的としたものではありません。自分がピンチの状態に陥った時、自らの力でそれをはね返すことができることを体得してもらうことが目的です。たとえ危険な状況になったとしても、あわてないで「命を守る技」を使えば、力に頼らなくても屈強な男性の腕力に対してでさえ対抗することが可能である(小学生でもです) ことを実感することが、このご指導の大きなポイントです。生徒たち自らが実践を繰り返して自分で危機回避ができることを体験することで、日常生活の中で心がピンチとなる状況になっても「くじけない心・負けない心」が育まれる、とを池岡先生は説かれます。
また、実践指導に入る前に説明されたことに「体の調子を整える大切さ」ということがあります。無気力になったりやキレたりする人たちに共通することは姿勢が悪いこと、整体師でもある池岡先生は体をリラックスさせるための経穴(ツボ)のマッサージのしかた、酸素を多く取り入れるための呼吸のしかた、体が喜ぶ食べ物の見分け方など幅広い内容を生徒たちにもわかりやすく説明して下さいました。
限られた時間の中で、少しでも多くのことを生徒たちに伝えようとして下さった池岡先生のご指導でした。ありがとうございました。