なにかと月日の過ぎていくのが早く感じられます。ほんのついこの間、受験生を送り出したと思ったら、気がつけばまた新しい生徒さんをお迎えして、新年度の授業が始まっています。
送り出しては迎える、この繰り返しを何年も行って、そこにはいくつものドラマも積み重ねられてきました。ささやかな活動の繰り返しの中で、本当にささやかながらの活動なのですが、その中には宝物と呼べるような出来事がいくつも、これまでの軌跡の中に残されています。
きっとこれからも、ささやかに活動を続けていくだろうと思います。それは、富や名声とは縁遠いものであるでしょう。私にも若い頃には「成功者」のイメージがありました。そのイメージにより近い振る舞いをしていくことが自分を豊かに、充実させる唯一の方法として信じて疑わないところがありました。
でも、今はちょっと違うようです。かつて求めてきた振る舞いが窮屈に感じます。ちょっと負け惜しみっぽく聞こえるかもしれませんから、否定もしないけれど、それが必ずしも本質ではないのでは?、とおぼろけながらに感じてしまいます。
あるサイトでたまたま、ちょっと素敵な動画を見つけました。槇原敬之さんの「僕が一番ほしかったもの」という曲にかわいいカッパの映像が合わさっています。よろしければ、一度のぞいてみて下さい。こちらです。
(11.5.9)